「給与は銀行振込で構わないけど、銀行まで会社に指定されるの?」
普段使っている銀行口座があるのに、わざわざ新しい口座を作るのは面倒ですよね。
実は、給与の振込先として特定の銀行や支店を指定している会社があります。
なぜそんなことをするのでしょうか。
まず、会社は毎月、従業員全員の給与を銀行に振り込んでいます。
その際、利用する銀行や振込先によっては、振込手数料が発生します。
一人分なら大きな金額ではなくても、従業員が何百人、何千人といれば、毎月の負担はそれなりの金額になります。
また、会社の取引銀行に給与振込をまとめることで、振込データの管理や銀行との取引を効率化できる場合もあります。
つまり、会社が銀行を指定するのには、経費や事務作業を減らしたいという事情があるのです。
ただし、給与の銀行振込は、従業員本人の同意を前提とした制度です。
会社が希望する銀行を案内することはできますが、従業員の意思を無視して、一方的に口座を指定してよいわけではありません。
とはいえ、会社が銀行を指定する理由も、単なる嫌がらせではないことがわかりますよね。
どうしても普段使っている口座で受け取りたい場合は、まず総務や人事に相談してみましょう。
会社の事情も理解したうえで、お互いに無理のない方法を考えられるとよいですね。