社員旅行には必ず参加しなければならないのでしょうか?

これについては、

「社員旅行だからといって、必ず参加義務があるわけではない」

というのが基本です。

参加するかどうかを個人の自由意思に任せている会社もあれば、
半ば強制的で断りにくい雰囲気の会社もあります。

また、名目上は「社員旅行」でも、実質的には社員研修というケースもあります。
例えば、視察や合宿形式での勉強など、業務に関係するカリキュラムが組まれている場合です。

会社から合理的な業務命令として参加を求められる研修であれば、原則として参加する必要があります。
当然、会社の指揮命令下で行われる研修は労働時間として扱われ、賃金の支払いも必要です。

一方、自由参加の親睦旅行であれば、参加しないことを理由に不利益な扱いをするのは問題になり得ます。

では、社員旅行が平日に行われる場合はどうでしょうか?

例えば、会社が社員旅行の日を休業日とし、欠席者には「有給休暇を使うか、欠勤扱いにする」と説明するケースです。
この場合も、会社が休業日としたのか、通常の労働日なのか、旅行が業務に当たるのかによって扱いが変わります。
単に社員旅行を欠席したという理由だけで、有給休暇の取得を強制できるわけではありません。

また、自由参加の旅行を欠席したことで、人事評価が下がったり、その後の扱いが変わったりする場合も、問題になる可能性があります。

社員旅行への参加義務は、名前ではなく、その内容や会社からの指示によって判断されます。

参加を迷った場合は、まず自由参加なのか、業務としての参加なのか、欠席した場合の勤怠はどうなるのかを確認するとよいでしょう。